2012年12月01日
焼酎工場見学へ!
今日は午前中に、朝日酒造さんの製造工場と焼酎蔵見学へ行って来ました。
喜界小学校の家庭教育学級での見学なんですが、混ぜてもらちゃった(笑)
工場に入ってすぐに、この工場内では最後の工程になる蒸留釜がありました。
いろいろと教えていただきましたが、私のうろ覚えの話より見学に行ってじかに見聞きした方が断然いいと思うので、焼酎ができるまでを簡単にレポートしたいと思います。
ほんとは米麹を作るところから始まるのですが、、、途中からの工程を(汗)
この画像は一次仕込みで水と酵母、米麹を入れたタンクです。
上から見るとこんな感じで、この中では麹菌が作った酵素がデンプンを糖に変え、酵母がその糖をアルコールに変えるという、言えばアルコールに成長している途中になるわけです。
この一次仕込みが約7日間。
そしてここが、二次仕込みの一次仕込みでできた酒母に黒糖液を加えたタンク。
二次仕込みでは中の様子を見ながら、約2週間ほどアルコール発酵させるそうです。
最後に二次仕込みで出来上がったものを、一番最初に見た蒸留釜で蒸留し焼酎の出来上がり。
でも、すぐに商品になるのではなく、1年半(だったかな)蔵で熟成させてから瓶詰めされ、お店に並ぶようになるそうですよ。
ちなみにこれが蒸留されたばかりの、出来立てほやほやの焼酎です。
タンクを覗きこむと、マスクをしていても焼酎の香りがしてました。
製造工場内ではその香りだけで、ちょっと酔ったような感じもしました(笑)
次は場所を移動して、焼酎蔵へ!
この建物、一度は中を見てみたいとずっと思ってました(笑)
中に入るとずらっと並んだ青色の焼酎タンク。
タンクの容量が書いてありますが、これがどのタンクも端数が出てて全部違うのです。
焼酎には酒税がかかるため、とても正確にタンクの容量を計量し設置したそうですよ。
ちなみに日付はタンクを設置した日付だそうです。
タンクの上は木目がきれいな板張りになってて、蔵に入った時から木のいい香りがしてました。
製造工場ではずっと焼酎の香りがしてたので、余計に違いに敏感になってたかも(笑)
真ん中通路が吹き抜けって言うのが、開放感があって気持ちよかったです。
板張りの床に座ると居心地よくて、そのままあそこでお昼寝したかった(笑)
そんな板張りの床にはタンク上部の蓋が設置されてました。
実はこの焼酎蔵では、建物のあちこちが素敵で写真ばかり撮ってました(笑)
そうそう、忘れてはならないこと!
自宅などで焼酎をねかせる場合、直射日光に当てない限り、夏でも冬でも常温で大丈夫なんだそうです。
案内をしてくださった方が、この焼酎蔵でも「四季を感じさせてねかせておく」っていうようなことを言われたんだけど、「四季を感じさせる」ってのに妙に感動しました。
焼酎は四季を感じて美味しくなるんだな~と思うと、うまく言えないけどたくましさとか強さとか、そういうようなことを感じるのです(笑)
この他にも焼酎の種類によってはデザートに合うものがあることとか、いろいろなお話を聞くことができました。
もちろん蒸留したばかりの焼酎の試飲と、蔵でねかせた焼酎の試飲もありました♪
蒸留したては工場でしか飲めませんから、貴重です!
お気軽に見学に来てくださいとのことでしたので、まだ見学したことの無い方にはオススメです!
私ももう一回、焼酎蔵
Posted by Shinco at 20:17│Comments(0)
│グルメ&ショッピング、農産物など
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。